志まんノート

喩えるならば、山あいの小さな庵(いおり)のような。そんな、さり気のない日記ページです。
移ろう季節に流されることなく、ただただ灯り続ける、小さな志。
志まん(じまん)ノートは、都会の日記とすこし距離を置いています。

Virgin LINEの舞台裏 その一2006年02月22日

 2月19日、日本武道館。2月21日、大阪城ホール。東京事変の東西顔見世ライブ、DOMESTIC! Virgin LINEがついに開催されました。今回のライブは、“顔見世”というだけあって、通常のライブとは少々毛色が異なっていました。非常にエンターテインメント性が高く、新しい東京事変を紹介するとともに、お客さんにこの場を楽しんでもらおうという意志が感じられました。
 リハーサルでの風景。冒頭の目玉、東京事変と少女合唱団との奇跡のコラボシーンの練習です。それまでは各々で練習していたのが、本番当日に初めてのお手合わせということで、特に少女たちが若干戸惑い気味だったでしょうか。林檎女史は、通常の合唱曲とは明らかに異なる楽曲「葬列」をハモってもらうことに対し、「難しいでしょ?ごめんなさいね」と気遣っていました。また、少女たちにウサギの耳の付いたカチューシャを頭に乗せてもらったことについて、林檎女史は「まあ可愛らしい。こちらがそうしてとオーダーしたのだけれど」と、思いが遂げられて満足げでした。

Virgin LINE整備場を覗いてみれば」2006年02月17日

 東京事変 DOMESTIC! Virgin LINEがいよいよ開催間近です。本番に向け、メンバーもスタッフも準備に余念がありません。既に佳境に入っているリハーサルを覗いてみました。
 スタジオに入ると、早くもリハーサルは始まっていました。あれ、少々東京事変のかたちがおかしいか。メンバー5人が横並びになっているのです。正確に言えば、横並びどころか5人が特異な動きすら示しています。通常ならば、音響学や舞台栄えに基づいた配置、ボーカルが中央にいてその左右にギターとベースがいて、みたいな立ち位置であるはず。いったいどういうことなのか。どうやら顔見世ライブならではの趣向が凝らされているようです。
 今回、会場で販売されるグッズで“手旗ドメス”というものがあります。そのまんま手旗です。この手旗ドメス、本番中の適切なタイミングで振れば会場全体が華やぐ効果があるようです。急遽手渡されたサンプル版でもって、リハーサルの演奏を眺めながら私は思い切って手旗ドメスをはためかせてみました。なんという自由。全てが解放された気分。手旗にはこんな効果があるのかと。断然本番でも試すべきです。
 本番前に種明かし的なことを書くのは厳に慎むべきですので、多くは語りますまい。しかし、上に記した符丁を読み取っていただいただけでも、恐るべき東西顔見世ライブになることは想像できましょう。Virgin LINEのフライトプランは凄いことになりそうです。

伊澤氏 アズ あっぱ2006年02月8日

 東京事変の伊澤一葉氏は、もともと自身で“あっぱ”というバンドをやっています。先日、そのあっぱのライブに行ってきました。
 あっぱは、伊澤氏がピアノ+ボーカルを担当し、ほかにはドラムとベースという三人編成のバンドです。メンバーお三方の対比が良い。そして仲良しっぽい。演奏がうまいのは言うまでもないことですが、とりわけ印象的なのは伊澤氏の歌唱スタイルです。もともとあっぱの楽曲自体、予想外の転換があったりと、一筋縄ではいかないものが多いのですが、伊澤氏の歌唱がまた何と言いますか酔いどれチックなのです。観ていて釘付けになってしまいます。ただ、“酔いどれチック”と言いましても、酔拳を使っている感じで。よれっと来ているかと思えば、その直後鋭く一撃を食らう、みたいな。その辺の、強弱が絶妙です。
 ところで、一緒に観に行ったM嬢が、手持ちのケーキが嵩張るので、一時避難としてライブハウスの階上のテナントに置いておいたのです。ライブがはねて、さあ帰るかとケーキを取ろうと思ったら、件のテナントは最早閉め切ってしまっていました。M嬢は泣く泣くケーキを断念したのか。否、逞しくも翌日取りに行きました。
 あっぱは三月にもライブを持つようです。上記のような見方が正しいのかそれとも一面的なのか、やはり再度観てみなければならないでしょう。MCも楽しみ。