「平成風俗 大吟醸」体験レポート

「平成風俗」のアッパークラスである「平成風俗 大吟醸」。本作の最大の特長は、DVD-VIDEOというメディアの特性を活かした96kHz/24bitの高音質です。これによって、CDよりも圧倒的に生音に近い音質で「平成風俗」をお楽しみいただけるというわけです。しかし、理屈ではわかるのですが、実感として捉えどころがないのも事実です。百聞は一見に如かずならぬ百聞は一聴に如かず。ならば、96kHz/24bitの「平成風俗」を実際に聴いてみたらどう感じるか、体験してみることにしました。

協力してくださったのは、オンキヨー株式会社様。96kHz/24bitの高品質音楽配信サイトe-onkyo musicでは、「平成風俗 大吟醸」の全曲配信をしていただいています。今回、東京駅に程近いオンキヨー東京オフィスにて、オンキヨーの村田稔さん、田中幸成さん、黒沢拓さんのご協力を賜り、「平成風俗 大吟醸」の実力をこの耳で確かめることが出来ました。

[ゆったり快適なAVルーム]
地下1階にあるAV視聴室にお招きいただきました。なんて優雅で贅沢な!テレビモニター、スピーカー、家具調度品と、すべてが計算された配置です。こんな素晴らしい環境で音を楽しめるのかと、ぞくぞくしてきました。

今回は、オーディオ・コンピューターに96kHz/24bitでダウンロードされた「平成風俗」の音源による試聴でした。実際の「平成風俗 大吟醸」は、メディアがDVD-VIDEOですが、それとまったく同等の音質です。まずは、村田さんによる、音楽メディアの歴史と未来についての講義がなされました。試聴前の、前提となる知識を得られたように思えます。
続いて、田中さんが、高品質音楽配信サイトであるe-onkyo musicの意義や立ち上げ経緯について説明してくださいました。こちらもたいへん興味深いお話ばかりで、ますます96kHz/24bitの音質を味わいたくなってきました。



[実際に聴いてみた]
いよいよ、「平成風俗」を高音質で楽しむ瞬間が訪れました。

いきなりびっくりです。椎名林檎のボーカルが、いかに細かな強弱をつけた表現を試みているか、それがはっきりと捉えられました。新鮮な驚きでした。楽器はどうでしょう。CDのときは、「楽器群」としてひと固まりの音色だったものが、突然ひとつひとつの楽器として主張してきます。それは、無闇矢鱈に存在感をアピールするものではなく、正しく調和しながらも自らの姿をはっきりと表しているような。立体感も奥行きもしっかりと感じられ、数メートル先に演者たちがいるかのような錯覚に陥りました。
とりわけ「この世の限り」のイントロ。トライアングルの音色が、CDでは平板にも聴こえるものが、ここでは極めて繊細な、その都度微妙に異なる響きとして聴こえてくるのです。
96kHz/24bitの高音質は、音楽の素晴らしさ、そしてそれを表現するアーチストの凄さというものに改めて気付かせてくれます。

 
高品質音楽配信サイトe-onkyo music
 
http://music.e-onkyo.com/


聴き手冥利に尽きるとともに、これは唄い手にとっても演者にとっても、そして録音技術者にとっても、冥利に尽きるのだということがとてもよくわかりました。
椎名林檎が拘っていた「平成風俗 大吟醸」の真髄はここにあったのです。
さすがにAV視聴室はどこの家庭にもあるわけではございませんが、是非とも「平成風俗 大吟醸」で、「平成風俗」を“本来の音”でお試しいただきますことを、強く推薦いたします。


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