| 7回目 | |
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突然ですが。 「子供、ほしい?」 女性の方には申し訳ありませんが、この台詞を聞いただけで、「ぎゃっ!」と飛び上がり、押し入れの中や、ロッカーの中に逃げ込んだりしたくなる独身男性は多いと思う。ほんとに。でもまあそんな現実的な話ではなく、軽い将来的に、の話、「ほしい?」と聞かれたら、僕は恐らくNOと答える。女性の方に言わせると「男ってさぁそーゆーもんだよねぇ」と言われるかもしれないが、そう、男ってそうゆうものなのです。ほとんど。きっぱりとは言えないがとりあえず僕は弱々しく「いやぁ、結構ですぅ。」と答えると思う。 では、なぜそうなのか?と聞かれるとイマイチ自信が無い。どうして欲しくないのだろう?少し真面目にかんがえてみた。 僕だけかもしれないが、多分自分そっくりの人間がもう一人存在してしまうのが嫌だからだと思う。だって気味悪いじゃん。いくら相手の女性のDNAと僕のDNAをすり鉢でゴリゴリして、ミキサーにかけ、ぐちゃぐちゃにかきまぜで原型を留めない形で生まれて来たとしても、矢張り何パーセントかは僕じゃないですか。何パーセントかは、僕のように恐ろしく馬鹿で間抜けで愚かな存在だと思う。それを自分の目の前にするのが恐いのだと思う。 変な例えですが、二人いると気持ち悪い人っていますよね。たとえばケンタッキーフライドチキンの前に立っているあのおじさん。ケーキ屋さんの前に立っている叩くと首がグラグラするあの女の子。地方の観光地のお土産屋さん兼漬け物屋さんの前に立っているあの、梅宮アンナのおとうさん。アカデミー賞の金色の置物の人。更にいうなら、ウォーリーを探せのウォーリー。102匹目のわんちゃんとか、ドアノブとか、仏壇、トムとジェリーのジェリーのほう。無茶苦茶な例えになってしまい申し訳ないのですが、とにかく恐いでしょ。「厳密には同じ人間が出来る訳じゃないだろう!」と仰るかもしれないが、では、いま上記に記した全ての人(?)の最後に『に、似た人』と付け加えて見て下さい。恐くはないが、気味悪いでしょ。例えばウォーリーに似た人とかは「どうせ だったら同じに生まれたかった・・・」と思うだろうし。 無理矢理な話ですが、子供を作るということは自分という存在を許せるという事だと思う。僕はまだ自分を許すことは出来ない。だから欲しいとは思わない。なにをえらそうに無茶苦茶なこといってんだ、と叱られるかもしれないが、100パーセント使えない言い訳ではないような気がする。 男性諸君、もしもいきなり「ほしい?」とか聞かれたら、使ってみては? 「あなた酔っぱらってるの?」っていわれるだけで終わりかもしれないけれど・・・。 |
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